2019年07月01日

symphonic-mpdでボタンとLCD改

1. スクリプトファイル
・btn.pl
・lcd.pl
・/mnt/SDCARD 配下から init.txt

上記3つのファイルをsymphonic-mpdの /home/pi 配下にftpで置く

chmod 755 lcd.pl
chmod 755 btn.pl


2. I2Cの有効化
sudo raspi-config
Interfacing Options -> I2C
でI2Cを有効にする。

sudo apt-get install i2c-tools kakasi


3. btn.pl / lcd.plの修正(共通)
while(<IN>){ if(/moode/){ $Pmode = 0; } }
の行の moode を smpd に

$InF = '/mnt/SDCARD/init.txt' ;
の行を
$InF = '/home/pi/init.txt' ;


4. lcd.plの修正
if(/watchdog.sh/){ $hit = 1; }
の行の watchdog.sh を mpd に


5. /etc/mpd.conf の修正
以下の行のコメントを外す
port "6600"
bind_to_address "any"


6. systemctl 設定
適当に。
・btn.service
==============================
[Unit]
Description=BTN

[Service]
ExecStart=/home/pi/btn.pl

[Install]
WantedBy=multi-user.target
==============================

・lcd.service
==============================
[Unit]
Description=LCD

[Service]
ExecStart=/home/pi/lcd.pl

[Install]
WantedBy=multi-user.target
==============================

上記を /etc/systemd/system 配下に配置

確認
sudo systemctl list-unit-files --type=service

起動/停止
sudo systemctl start *.service
sudo systemctl stop *.service

登録
sudo systemctl enable *.service


7. リブート
posted by はうあみ at 20:46| Raspberry Pi

2019年04月10日

i3 MegaにMarlin 1.1.9を入れるメモ

・Marlin 1.1.9を入れる

基本的に上記手順どおり

For TMC2208 with connectors in original orientation, use Marlin-AI3M-vx.x.x-TMC2208.hex
If you use TMC2208 and already reversed your connectors, use Marlin-AI3M-vx.x.x-TMC2208_reversed.hex
(自分はこちら)
→DOWNLOAD ALL FILESでDLしてきたファイルを解凍し、fileフォルダ内の当該hexファイルを使う(後で)


================
■OctoPi準備(単にG-codeコマンド投入のためなので他の方法でもOK)
基本的に上記手順どおり

→Download OctPi 0.16.0

microSDに焼く
挿してRPi起動

パスワード変更

Webブラウザを用いてIPアドレスでアクセス
→Wizardから設定

・Access Control
 →ID/Password
・Online Connectivity Check
 →Test host & port
 →Enable Connectivity Checkクリック、Nextクリック
・Configure plugin blacklist processing
 →Enable Plugin Blacklist Processingクリック、Nextクリック
・Set up a slicing profile
 →スルーしてNext
・Set up your printer profile
 →Generalは適宜
 →Print bed & build volume
  →Form FactorはRectangular
   OrigineはLower Left
   Heated Bedはチェックが入ったまま
   Print volumeはXとYは210、Zは205を入力(これでいいかは不明)
   Axesはそのまま
   Hotend & extruder もそのまま

→Finish

(USBケーブルでつないでConnectで使える)
================

・Marlin 1.1.9インストールに戻る

(必要かはわからないが)ここからWin用ドライバ入手してインストール

PCとi3 MegaをUSBで繋ぐ
Curaを起動する
Curaでファームのhexファイルを書き込む
→e.g. in Cura: Settings -> Printer -> Manage Printers -> Update Firmware.

i3 MegaのUSBケーブルを外す
OctoPiが動作するラズパイとi3 MegaをUSBケーブルで接続する
WebブラウザからOctoPiにアクセス
i3 MegaとConnect

Terminalタブから以下コマンド投入

M502
M500

Mega-Sの場合は以下も投入(???)

M92 E384
M500

---

i3 MegaにSDカードを挿す(空で良い)
「Print」を押す

<Special Menu>を押してreload?ボタンをタッチ
下矢印タッチで次ページを表示
「Start the mesh leveling」をタッチ

1ポイントごとに高さを調整していく
→ベッドの下のネジは使わず、タッチパネルのZ Up/Z Downで調整していく
→同じコマンドを複数回入力する時にReloadマークを連打しても無意味
 毎回コマンド選択してReloadマークを押す
→1ポイント調整が終わったら<Next Mesh Point>で次へ
→全部で25ポイント(5x5)繰り返す
 全て終わるとビープ音が鳴る
 その後20秒待ってから<Save EEPROM>を選択
→終わったら再起動


マニュアルレベリング終了後、以下コマンド入力
G28
M501
M420 S1


だいたいこのくらいか。
間違いありそう。

ちなみに元のファームに戻すのは以下。
・ANYCUBICのサイトからファームをDLしてくる
・CuraからMarlinを書き込むのと同じ手順で書き込む

以上。
タグ:i3 Mega
posted by はうあみ at 12:30| 3D Printer

i3 Megaのモータードライバを換装する

最初に載っているA4988は動作音がかなり大きいのだけれど、これをTMC2208にすると相当静かになると聞いて。

TMC2208(の載った、3Dプリンタにポン付け出来る基板)はAmazonやAliで安く買えるけれど、マケプレで売主がよくわからないとか納期がちと遅いとかそういう理由でDigi-keyから買った。
なおヒートシンクは別に買う必要あり。
熱伝導性両面テープも。
写真には写ってないけれど足は同封される。(要半田付け)




デフォルトではStealhChopモードであり静音だがトルクは低い(らしい)。
これを高トルクのSpreadCycleモードに変更するためには基板を一部ショートさせて書き込みを行う必要あり。
治具が届かないので未確認。

あとは元のモータードライバを引っこ抜いて差し替え。
このままだとA4988と信号線の配置が逆なので何か対応する必要あり。

・逆に配線しなおす
・コネクタを逆に挿す細工をする
・ファームを書き換える
・対応したカスタムファームに入れ替える(Marlin 1.1.9など)

自分はコネクタ逆挿しで対応したが、Marlinの対応バージョンを入れるのがスマートかと思う。
この後、プリンタの電源を入れて電圧チェック。
最初1.0Vに設定したがノズル部が動いてくれなかったので1.2Vまで上げたところ正常動作。
発熱は増えているはずだけれど、大丈夫かはわからない。
夏場は気をつけた方がいいかも。

ちなみに動作音はかなり静かでファンの音の方が大きいぐらい。
テストのフクロウ印刷ではStealthChopでも特に不具合は出なかった。
タグ:i3 Mega
posted by はうあみ at 01:00| 3D Printer

2019年01月31日

謹賀新年

あけましておめでとうございました。

なんというか散々な感じで始まった2019年ではありますが、神社でひいたおみくじを心の支えになんとか生き延びていこうと思います。

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今年初めての工作は、Lucyさんから頂いた基板を使ってLittle Lucy MINT CANDYにマジックアイ(6977 Philips)を載せること。

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こいつに1608サイズの8.2Ωチップ抵抗をはんだ付けして

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で、本当は真空管の足は基板に直接はんだ付けするのだけれど、まずはうまくいくものなのかわからないためソケット化。
これだと高さがアルトイズ缶に入らないけれど、ひとまず。

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これを2個作って6977挿してと…

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うん、1本点灯しない。
点灯しない側は音も出ない。

基板を入れ替えたりチャンネルを入れ替えたりしてみたけれどこの真空管は結局点かなかった。
気を取り直してPROCOMさんで6977を2本追加で購入。

今度はOK。

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あとは足にチューブ通して絶縁して

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曲げて曲げて捩じってはんだ付けして。
無事完成。

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3結だけど艶とアタック感があって楽しい音。
個人的にはDale機と合う感じ。
絶対的にはMullardの1AD4がいいと思うけれど、楽しく聴来たい時には全然アリかな。
posted by はうあみ at 23:13| 電子工作

2018年12月28日

ジャンパ線を太く飛ばす

頼んでいた線材がオヤイデとGarrett Audioから届いたので、Little Lucy MINT CANDYの裏打ち線をかえてみた。

(1) オヤイデ 3988-22 オーディオ機器用内部配線

芯線は102SSCで、そこにXLPE絶縁を施したものらしい。

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こちらをDale機に。

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最初につけたのが102SSC AWG28(0.081mm^2)、次にそれを3本に増やしたので乱暴に0.081*3=0.243mm^2、そして今回AWG22(0.326mm^2)なので、雑な論では断面積が増えている計算。

音はさらに厚くなったというか、別に低域が増したわけでも高域がマスクされるようになったわけでもないしゆったりでも遅いのでもないのだけれど、語彙力が。
太くするにつれて、か細さが薄れていくという感じ。

線は太いけれどアルトイズ缶には収まる。
(ただし基板後ろの2ヶ所は缶にネジ止めしてます)


(2) Garrett Audio テフロン線 20AWG(19x32)撚り線 銀めっき 白 (WM001)
MIL規格らしい。

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こちらはPRP機に。

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あまり102SSC AWG22と見分けがつかない :D

AWG28くらいの純銀線3本からAWG20(0.518mm^2)なので断面積は増。
線種は全然違うので単純に太さでどうこうではないけれど。

純銀線から銀めっき線なので高域の伸びやシャープさは減るかなと思ったし、実際音は変わったのだけれど、ピーキーさが収まって聴きやすくなったとも言える。
銀めっきのおかげか高域のキレは残っており、PRPらしさがスポイルされているかといえばそうでもないかな、と。
このへんは好みの部分もあるので一概にこちらが上、と言いづらく、ぶっちゃけると非常に悩ましい。
あとはオヤイデの4N純銀 0.5mm フッ素絶縁単線を試すという手も。

※ちなみにまだ缶に入れてみてないので収まるかは不明


今後としてはDale機に銀めっきテフロン線を試してみる。
より締まるかな、という期待と、Dale機とPRP機の音が寄ってくるのでは、というなんとなくの危惧。
posted by はうあみ at 22:39| 電子工作